秋は「中秋の名月」があります。
中秋の名月は「満月」を眺めて楽しむことで
長崎港に映る月はとても綺麗です。
中国にも唐時代の観月の宴・・・「中秋節」があります。
黄色いランタンを一面に飾り、「中秋祭」一色の街長崎新地!
歴史の街長崎にいるのだから
たまには勉強してみよう・・・
今回で第12回目・・・「唐人屋敷」について・・・
中秋節は中国の三大節句(他は春節、端午節)の一つで、日本では『お月見』として親しまれている団らんのお祭りです。月がもっとも明るく、もっとも丸く、月の光ももっとも美しい中秋の月を家族団らんの象徴とみなして祝います。長崎新地中華街に灯る1,000個の満月ランタンが彩ります!
2017年9月30日〜10月4日まで、長崎新地湊公園ではランタンフェスティバルでお馴染みの縁結びの神様月下老人のオブジェが飾られたり、中華屋台・中秋スイーツの出店で賑わいますよ。
そんな、長崎新地中華街周辺に「唐人屋敷」というところがあります。
1684年ごろ、中国商船が多数来航するようになり、長崎奉行所では中国人の居住地区も制限することにし、1688年 長崎郊外にある十善寺郷に幕府が所有する御薬園という土地で唐人屋敷の建設し、約1年で完成しました。9,400坪の中に、2,000人ほど暮らして居たらしい。現在の長崎市館内町というところです(長崎新地中華街より徒歩5分)周囲は塀と堀で囲まれ、大門の脇には番所が設けられ、出入りを監視していたそうです。
出島みたいですね・・・
それから1859年の開国によって唐人屋敷は廃屋化し、1870年に焼失し、中国人は隣接の長崎市新地町に中華街を形成し、今の長崎新地中華街となったみたいです。
唐人屋敷は明治期に修復改装された土神堂、観音堂、天后堂、旧八門会所、福建会館前門が今の残って居ます。
さぁ!中華街でちゃんぽん食べて、お土産に満月を見立てた「月餅」や「よりより」を買って
食後にカプチーノ飲んでいきませんか??
期間中は大変込み合いますので、お気をつけてお越しくださいね!