2011年4月30日
長崎は日本で最初にコーヒーが入ってきた街です。
1639年(寛永16年)から鎖国政策をとっていた日本では
唯一外国との窓口は出島だけでした。
そんな中・・・
1690年頃コーヒーは長崎出島にいたオランダ人と交流のあった
通訳や役人・商人遊女がコーヒーを伝えたと言われています。
これが日本に初めて入ってきたコーヒーのお話です。
狂歌師・大田蜀山人(おおたしょくさんじん)は
『瓊浦又綴』(けいほゆうてつ)という書物に
「紅毛船にて『カウヒイ』といふものを勧、豆を黒く炒りて粉にし
白糖を和したるものなり、焦げくさくて味ふるに堪ず」
美味しくなかったのですね
そんな歴史のある出島の中で
昨日・今日
コーヒーショップを臨時openしました
建物は出島跡地・旧内外クラブという建物です。
明治36年にイギリス人のフレデリック・リンガー
(トーマス・B・グラバーのグラバー商会社員で、後にホーム・リンガー商会を設立)
が建てた、出島最後の外国人所有の建物。長崎に暮らす外国人と日本人との親交の場
として利用され「長崎内外倶楽部」といわれました
…らしいです。
はじめの一杯を作り、じっくり味わっていただきました
昔とは違い、今日飲んだコーヒーは最高に美味しく、格別でした。
そんな由緒ある洋館の1Fで珈琲を淹れたことに感謝しました。
2日間ありがとうございました
ところが・・・
5月3・4・5の3連休!!
またまた臨時openします!!
お楽しみに…