2009年2月26日
今日は珈琲の始まりのお話です。
皆さん、日本での珈琲の始まりは、ここ長崎です。
1639年(寛永16年)から鎖国政策をとっていた日本では、1690年頃長崎出島に
出入りしていたオランダ人によってもたらされました。
しかし、当時のオランダ人との交流のあった日本人(通訳・役人・商人など)に
限られていました。
当時、狂歌・洒落本で有名な大田蜀山人は珈琲を飲んだようで感想を
「紅毛船にて「カウヒイ」といふものを勧む、豆を黒く炒りて粉にし、白糖
を和したるものなり、焦げくさくして味ふるに堪ず」と、書物に書いてありました。
味はいまひとつだったのでしょうね
当時のコーヒーとはいったいどんな味だったのか
もしかすると、貴方の先祖が日本人で始めて飲んだ人かも知れませんね
つづく…