タラス、ドタ地区にあるBeneficio Los Angeles,にて・・・恒例の!!
カッピングです!
ウエットミルで処理されたパーチメントコーヒーは・・・
何度もパーチメントコーヒーを動かしながら乾燥工程を行います。
ハニープロセスのパーチメントはベットの上で上下から風邪を与え
甘みとフルーティーなコーヒーと出来上がります。
ウエストバレー、ナランホ地区標高1,750mにあるマイクロミル
2007コスタリカCOEで3位に入賞しているエルサル・デ・サルセロ ミル/ローラ農園
パティオで乾燥させているコーヒー豆をみて思ったこと・・・
とにかキレイ!
そして・・・
ミューシレージを残した状態のコーヒー豆
蜂蜜を思わせる甘みと赤ワインのような果実感
行ってみたかった農園でした。
Atticに入荷するのは10月頃です!
農園を回ると必ずと言っていいほど果物とコーヒーを頂きます。
しかし!このワンちゃん私の前から離れませんでした(笑)
見てください!この真っ赤に熟した果実!
とても甘くてフルーティーで最高品質のコーヒーです。
スマバ・マイクロミルは、今回Costa Ricaでアテンドされている
エクスクルーシブコーヒーの代表のフランシスコ・メナさんのマイクロミルです。
【生産国】コスタリカ
【エリア】ウエストバレー
【マイクロミル】Sumava de Lourdes
【農園名】El tanque
【生産者】Francisco Alejandro Mena Vilchez
【標高】1,670m~1,700m
【品種】カツアイ
【プロセス】ナチュラル
標高が高いので、収穫を見学できました。
一番びっくりしたのは、コーヒーの果実の色です!
こんなに熟しており、とにかく甘い印象・・・
ピッカーさんが収穫したコーヒーの赤い実をトラックに積み込んでいます!
こんなに入っていても、実際コーヒー豆だけにすると、半分!
っと言うことで・・・
私たちも収穫体験!
「このカゴいっぱい収穫したらアルバイト代あげる」って言われたので
丸美珈琲 後藤さんとチャレンジしましたが、摘んでも摘んでもいっぱいになりません。
中腰で行う作業・・・恐れ入りました。
ウエットミルで様々な状態に処理され
ベットで時間をかけて乾燥させます。
私たちツアーメンバーで収穫したコーヒー豆もパルパーでミューシレージを残しながら処理し
ベットで乾燥します。(イエローハニーくらいでしょうか・・・)
このコーヒーは10月のSCAJの時に持ってきてもらえるそうです。
そんなスマバ農園!
Atticで飲めるのは10月頃です!
セントラルバレーから車で約2時間。
今回はウエストバレーのご紹介です。
ウエストバレーのナランホに位置し、標高1,500mと非常に高く生産処理はレッドハニー
近年COE出品は、ケニアで多く生産されているSL28という品種が多く
グレープ、ブラックカラントなどジューシーな酸とコスタリカの明るくイキイキとした酸が絶妙にコラボしているコーヒーです。
スペシャルティコーヒーだけが持つ特有の風味!口に含んだ質感・心地よいアロマと活き活きとした酸味・甘い果物を思わすフレーバー感じます。
お邪魔したのは・・・エルバス・ミル!
エルバス・ミルは、ウエストバレーで2015年はCOEにてSL品種が優勝。
ハウスの中で徹底管理されており
2段ベットで時間をかけて乾燥させます。
エルバスさん!
Atticで飲めるのは10月頃です!
連日、農園見学とカッピングを繰り返して思うこと・・・
産地を知り
農園を知り
生産者の想いを知り
カッピングでステキな発見に出会い・・・
素晴らしいコーヒーの出会いをお客様に伝えなければいけないと再確認した買い付けツアー
毎日カッピングの準備をやってくださるWayner Jiménez Alvaradoさん!
言葉はあまり伝わりませんが、コニニュケーションを取ろうとお互い必死です(笑)
いつも優しくしていただいてます。
今日も素晴らしいコーヒーと出会いがあり
横を見ると・・・
WBC (ワールドバリスタチャンピオンシップ)世界チャンピオン!
韓国 JooYeon Jeonさんにも会えました!
以前、韓国釜山に出張しているときに何度もMOMOS COFFEEで彼女のラテをいただいたことがあります。
コーヒーで繋がる出会い・・・
大切ですね!
コスタリカ中部セントラルバレーは標高1,500mにあり、バルバ火山とポアス火山に挟まれ
吹き抜ける冷涼な風が、厳しい寒暖の差をつくる高品質コーヒーの栽培に適した環境です。
遠くを見ると吹き下ろしの風がやってくるときに、雲海のように大きな雲に覆われたりする場所です。
- セロ・アルト 農園
SL-28(ケニア)
イギリスの植民地であったケニアに「スコット農業研究所 (Scott Agricultural Laboratories)」という機関が設立されます。
コーヒーの研究開発も行われており、選別による品種改良を経て生まれたコーヒーに当研究所の頭文字を取って「SL」というコードが付けられたそうです。
この種が乾燥耐性に加えて優れた風味特性も持つことが確認され、SL-28というコードをつけられたこの品種が広く栽培されるようになりました。
ゲイシャ種というエチオピア起源の希少なコーヒー豆の品種。
育てるのが難しくコーヒーの木になる実が少ないためコーヒー農家から敬遠されていましたが!
マニアからは収穫量が非常に少ない「幻のコーヒー」と呼ばれています。
ゲイシャ種は味が強く、個性的な香りはジャスミンやパッションフルーツなどの果物のようです。
ゲイシャ種は中米・コスタリカのコーヒーに持ち込まれ、その後パナマなどで栽培されるようになりました。
ビジャサルチはブルボンが小型化した品種です。
コスタリカの首都サン・ホセにほど近いアラフエラ州発見されでコスタリカ国内で栽培されるようになりました。
広大な農園でたくさんの品種を育てているセロアルトさん
夕食は作業場の横にあるテラス席で美味しく頂きました。
」
中心部の夜景がとてもキレイでした。
Atticで飲めるのは10月頃の予定です。
コーヒーの花
コーヒー豆はもともとコーヒーノキと呼ばれる植物の種子から作られます。
このコーヒーノキは植物がアカネ科の常緑樹に属されるのですが、世界中のどこでも栽培できるというわけではなく
コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近の暖かい地域でのみ栽培されます。
大きさは一般的にコーヒー豆を収穫しなければいけないので2mくらいの大きなのコーヒーノキが多いです。
香りはまさに“ジャスミン” 農園に行くと思わず深呼吸したくなるほどステキな香りでいっぱいです。
そして、真っ赤に色づいた赤い実となります。
さて、
農園情報です。
ファン・ラモン・アルバラードさん!
セントラルバリーにあるブルマスは沢山のマイクロミルがあり、その土地の環境ならではの素晴らしいコーヒーを生産しています。
なぜ、マイクロミルが増えたのか???
それは・・・
元々、コスタリカのコーヒー豆生産者は、大規模生産処理場(メガミル)にすべて卸販売しています。
安定した収入が保証されるかわりに「コスタリカ・セントラルバレー」と言う名前でコーヒー豆が販売されていました。
っと言うことは頑張っても頑張らなくても皆同じ収入ということですね!
これでは、農園主が大事に育てた品質の高いコーヒー豆も安価になると言うわけです。
付加価値を付けて売るためには、自分たちで処理するしかないと考え、売り先も自分たちで見つけなければならないというリスクを負って
他の農園主と共同で、小規模生産処理場(マイクロミル)をつくり、自分たちで生産処理を始めたというわけです。
農 園 名・エル・ベネフィシオ農園
農 園 主・フアン・ラモン・アルバラード
エ リ ア・セントラルバレー・サンフランシスコ
生産処理・ブルマス デルスルキ・マイクロミル
標高・1,200m〜1,600m
品種・ビジャサルチ
プロセス・レッドハニー
ファン・ラモンさんのコーヒーがAtticで飲めるのは・・・10月頃です!
コスタリカのウエットミルのお話・・・
近年、コスタリカは品質と付加価値の向上のためにマイクロミルと言われる
小規模な水洗処理設備と乾燥設備を農園や生産者が共有し、
個性的なコーヒーを生産するようになりました。
因みに、マイクロミルは190箇所あるそうです!
セントラルバレー・アラフェラ地区
ハルディン・デ・アロマス農園
ここの農園オーナーはCarole Zbindenカロル・スビンデン
女性でハルディン・デ・アロマスは「アロマの庭」という意味で、ミルや農園はとてもきれいで清潔です!
フィンカ・カリサル農園
標高2,000mという高地で栽培しているここの農園は
バルバ火山の麓にあります。
栽培は
ケニア種
カトゥアイ種
カトゥーラ種
5年に1度コーヒーの木を剪定(カットバック)しながら
品質の向上・安定に取り組んでいる農園です。
そんなカリサル農園で一番気になったのは・・・
ゲシャ種のブラックハニープロセスです。
つづく・・・
コスタリカのコーヒーは
●収穫後そのまま乾燥させる「ナチュラル(非水洗)」
●収穫したコーヒーチェリーを果肉を除去した後、ミューシレージ(粘液質=ハニー)を専用のマシンと少量の水で洗い落した
「ウォシュド」=「ホワイトハニー」とも言われています。
ミューシレージ(ハニー)の残す量によって
●イエローハニー
●レッドハニー
●ブラックハニー
●ゴールドハニー と言います。
この方法で糖質を含んだミシュレージの香りが豆に移り、豆が本来の持つ香りに加えて
芳醇な香りを持ったコーヒー豆が出来上がります。
マイクロミルとは、収穫後、パーチメントまで(ハニーの状態にできる)設備を持った農園で
そういった部分でコスタリカは先を行ってますね!
しかも!!!
コーヒー豆の品種もプラスされるので・・
カツーラ(ゴールドハニー)
ケニア種(ゴールドハニー)
パカマラ種(ゴールドハニー)
ビジャサルチ種(ゴールドハニー)
マラゴジッペ種(イエローハニー)
ゲシャ種(ブラックハニー)
などなど・・・
たくさんの品種とプロセスとなるのです。
そんなコスタリカ・ウエットミルを次回はご紹介いたします。
Costa Ricaのサン・ホセに来ています。
念願のスペシャルティコーヒー買い付けツアー
コスタリカ!
コスタリカと言えば・・・
Exclusive Coffee(エクスクルーシブコーヒー)
http://exclusivecoffeecr.com/index.html
代表のフランシスコ・メナ氏
Costa Ricaのマイクロミルの農園も持ちながら輸出も手がけるフランシスコ・メナ氏のオフィスには
徹底した品質管理を行い
マイクロミルの農園のコーヒーがたくさんやってきます。
品種・生産処理方法・など徹底して管理を行なっております。
今日は12種類のコーヒーを4セッション!
素敵なコーヒーに出会いますように・・・