2020年3月17日

コーヒー果実の糖度ってどのくらいあると思いますか?

 

例えば、桃で言うと 12〜13度で特級品と言われるくらい甘みを持っています!

 

ところが、コーヒー果実は20度前後糖度がありました。

もちろん、標高や熟度によってバラつきがありますが、こんなにあるなんて素敵な果実ですね!

では、お味は???

 

さくらんぼのような個性をもっている味はありませんが、まるでシロップのように甘い果実です!

 

 

 

ウェットパーチメントが運び込まれるのは、ヌエバセゴビアで最大のドライミルLas Segovias。

社長は、ブエノスアイレス農園のオルマン、エミリオ兄弟の長男であるアルベルトさん。

ドライミルはヌエバセゴビア地区の小生産者のドライミル生産処理施設も経営され

数多くのCOE受賞農園がここのドライミルで処理を行っています。パティオ以外にアフリカンベッドでの精製も力を入れており

素晴らしい処理施設でした。

 

 

ちなみに、このラベルをみておわかりの方はいるはず!

 

 

スターバックスロースタリーとの取引もあったみたいですね・・・

 

 

ブエノスアイレス農園!

ちょっと気になるロッドでした。

 

Category アティック
2020年3月16日

ニカラグアも中盤です!

 

ニカラグアの食事は比較的 肉中心(豆類を苦手な私(笑))

 

 

上のあんこが入っているのはバナナを潰してオーブンで焼いたスイーツ?

日本人が考える甘いあんこではなく、まったく甘くないあんこです!

そして、ごはん・・・(ご想像にお任せします)

 

さて! コーヒーレポートです!

 

コーヒーの実の生産処理は、基本2種類あります。

●ナチュラル(非水洗式)

●ウォッシュド(水洗式)← きょうはこっちのお話です。

 

 

 

 

集められたコーヒーの果実は「パルパー」と呼ばれる機械で赤い皮と果肉を剥ぎ取り

パーチメントコーヒー(薄い薄茶色の皮)で処理を行います。

 

長い溝の中で水洗いしながら、果肉除去を行います。

 

 

高評価のスペシャルティコーヒーとして流通しているのはこの溝の中の沈んでいるコーヒー豆で

浮いているコーヒー豆は比重が軽いコーヒーで、いわいる虫食いなどの豆です。

 

写真のスコップで赤い袋に入れているコーヒー豆は水の中で浮いているパーチメントコーヒーで

コマーシャルコーヒーとなります。

 

剥ぎ取ったコーヒーの皮

これは農家の肥料等に使われます。

 

 

ここの香りは、まるで赤ワイン!

熟した果肉が発酵してなんとも言えません(笑)

 

 

そして、沈んだパーチメントコーヒーだけ集められ・・・

自然乾燥や機械乾燥へと運ばれます。

 

つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

Category アティック
2020年3月15日

街中は大きなトレーラーが走り回っています!

連日「いき◯りステーキ」がつづく食事です(笑)

 

さて、それでは農園の見学です!

 

アスファルトから一転

ダートコースのような道に入り1時間余り・・・

 

エンバシー農園へGO!

非常に険しい山道を1時間半…舗装された道から崖っぷちの山道に入り…

セルヒオさんのエンバシー農園です。

ニカラグアで、1,600mという一番標高の高い農園のひとつで、急斜面で落ちそうな絶壁です!

農園名:エンバシー
地域:ヌエバセゴビア モソンテ地区
生産者:セルヒオ・ノエ・オルテス
処理:Double Fermentation & Pulped Natural
品種:カトゥアイ
標高:1,600m

車で道無き道を走り、それから農園の中に入っていきます。

正直、一人では戻れそうにないような場所(笑)

黄色に色づいたイエローハニー!

食べてみると、とてもフルーティーで甘さがあります。

 

高地で収穫した果実を乾燥させたり・・・

ミューシレージと言うコーヒーチェリーの果実に入っている粘液を付けたまま乾燥させます。

 

ある程度、乾燥工程を行なったコーヒー豆を積み込み

セルヒオさんのミルへ運び、再び乾燥工程を行います。

 

それより・・・ このトラックにいったい何人乗せて走るんだ〜(笑)

 

最高の一杯のコーヒーを作る情熱!

とても感動しました。

 

 

 

北海道・「丸美珈琲」後藤さんと・・・

 

 

 

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2020年3月14日

マタガルパは、ニカラグアの都市で、マタガルパ県の県都。

2005年の国勢調査時点で人口が11万人と、ニカラグアのなかで5番目に多い都市で

首都マナグア以外の都市では最も商業が盛んで、「北の真珠」や「常春の地」と呼ばれているところです。

 

 

【国】ニカラグア
【エリア】マダガルパ
【標高】850~1,150m

 

各農園からのパーチメントコーヒー(果肉を向いたコーヒーチェリー)の乾燥所

 

ちゃんと農園名など番号が記載されたトレサビリティカードを発行し、厳密なロット管理がされています。

とてもしっかりと管理されているドライミルでした。

こちらはナチュラルコーヒー

コーヒーの実を黒い通気性の良いベットで乾燥させているところ・・・

このシートの上で乾燥させることで空気と水分が通過するように考えられてます。

 

ビニールハウス3段アフリカンベッドを作り、スペシャルティコーヒーの乾燥を行っています。

2日ほど黒いシートの上で乾燥させ、その後3段アフリカンベッドの上段で数日・・・

そして中段(少し日陰)で数日乾燥させるという工程です。

ナチュラルプロセスコーヒーも様々なプロセスがありますが、

個性ある自社のプロセスを作っていました。

 

 

 

 

コーヒーの実ってどんな香りがすると思いますか???

 

リモンシージョ農園のコーヒー

カッピングプロファイルは・・・

フローラル、グレープ、アプリコット、シナモン、スチョコレート、クリーミーマウスフィール でした。

 

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2020年3月1日

翌早朝ヒューストン国際空港を飛び立ち、

ニカラグア・マナグア空港まで約3時間半!

 

そして・・・

 

ニカラグアの中で最も盛んなマダガルパと言う街までは一般道のような高速を飛ばし約3時間・・・

 

ドンエステバン・ドライミルへ到着しました。

 

ここの処理場はドライミルという方式で

簡単に言うと、コーヒーの実をつけたまま乾燥させ、あとから皮を剥く方式です。

さらにここは、アフリカンベットという黒い網の上で上下から乾燥させるのですが

ベットの下に大型ファンを取り付け、乾燥状態をコントロールしたり

アナエアロビックという「嫌気性発酵」という低温状態で発酵をコントロールさせるという

最近は色んな発酵方法が出てきてますね。

 

 

そんなこんなの

ドンエステバン・ドライミルの三代目イケメン・エルウィンミエリッヒ3世さん

 

たくさんの思いを込めたコーヒーのお話ありがとうございました。

 

 

 

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